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CDM

March.13.03.2013music

イタリア四重奏団の ハイドンの「ひばり」

伸び始めた麦畑の農道を抜け河原の堤に沿って、
2時間程の散歩が毎日の決まったコースなのだが、
この場所が特に気にいった、と云う訳ではない。
農夫の他に人気のないのはなりよりで、
何処にでも見られる片田舎の田道である。

農夫の話によると一帯はブロッコリーの生産地だそうで、
麦畑と一緒にブロッコリーの畑が点在している。
散歩に出かける頃は、朝の早い農作業は始まっていて、
農家の夫婦が籠を背負い、手慣れた手つきでブロッコリーを収穫している。
余分な枝葉を大きなナイフで手際よく切落し籠の中に投げ込み、
その様に無駄はなく、幹から幹へと心地よいリズムで切り取ってゆく。
それは見ていて心地がよい。

習慣になった早朝の散歩は厳しい寒さの中に春の予感を感じさせ気は騒ぐ。
麦畑の畔から雲雀が飛立ち天空めがけて羽ばたき、囀りは気持ちがよい。

この雲雀のように輝かしい囀りを聴かせてくれる弦楽四重奏に
「ひばり」とあざなで呼ばれるハイドンの弦楽四重奏がある。
雲雀の囀りは第1楽章の第1主題によるもので、無心に鳴くひばりの声そのものである。
弦楽四重奏は器楽の中でも思索的な要素の強いジャンルと言われているが、
イタリア四重奏団による「ひばり」は他に類をみないカンタービレ主体のアンサンブルを展開してくれる。それは外面的美観に留まらず、内面の充実が反映された立体的な音楽となって表われ、
名状し難い喜びを誘う。

walter gieseking plays debussy

03
CDA

March.07.03.2013audio

WE-350B  (2)

友人からアルテックの小型スピーカーを貰った事で350Bが手持ちに在ったのを思い出し、このSP用にと手間のかからない小出力アンプを思いついた。
なるべく部品の少ない回路で部品は自分の意に沿ったものを使い、その部品が反映された音色を目論んでいる。考えの中にあるのはシングルPPでアルテック型の回路なのだが、専ら楽しんでいる音楽が40~50年代のモノが中心となるので懐の深い明確な音が再生できればと気をもんでいる。
このアンプのためにと子供のころに親しんだ演奏家のレコードのクリーニングに勤しんでいる昨今である。

今日はギーゼキングのドビュッシーでも聴く事にしよう。
ギーゼキングやドビュッシーについてはここに記すまでもなく多くの著名な方々が優れた批評をものにしているので、今更ここに私が新たに記す情報などはない。
Walter Gieseking Plays Debussy Preludes 1& 2 EMI

walter gieseking plays debussy

01
CDA

Jan.03.01.2013audio

音楽を求めて audioの楽しみ

4インチのフルレンジスピーカーで遊んでいます。
このSPはパワー能率が良いので起動するパワーをそれほど必用としません。
従って、装置が大げさにならず自作の負担はそれほどかかりません。
音楽を楽しみ、同時にアンプで遊ぶにはちょうど良いものです。
勿論、この大きさの装置では再生の範囲は限られますが、
私の場合は6畳の書斎ですからこの程度の装置で充分音楽が楽しめます。
ヴィンテージでの再生は「良いな」と思うし、ハイエンドと呼ばれる装置でも
「素晴らしい」と感じます。
しかし、何れの装置でも食指は動きません。
大げさで生活空間のバランスを欠き、結果として装置の使用人のようです。
両装置から見ると私は縁無き衆生といって良いでしょう。
人はともあれさり気無く音楽を楽しみたいのです。
選択した範囲で極力良質の音質で音楽が楽しめれば願ったりです。

この正月はアルゲリッチによるルガーノ音楽祭のライブCDを聴きながら
今年1年の音楽ライブラリーの計画を考えています。

アルゲリッチ&フレンズ/ルガノ・フェスティヴァル2011

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TAP

Jan.06.13.2013audio

WE-350B  (1)

手持ちの中からWE-350Bを持ち出してきた。
昔に買った物だが具体的な回路も思い浮かず『おもちゃ箱』に置き忘れたままになっていた。
アルテックの10インチのフルレンジSPを友人が『使ってみないか』と置いていったのが契機
となって「おもちゃ箱」の350Bを思い出した訳である。
過日、このスピーカーは欲しくて憧れた物であったが、
当時は金がなく買うことが出来ずに、時間と共に忘れてしまった物である。
30年も昔のことで、手元のこのスピーカを眺めていると当時が蘇ってくる。
そんな訳で350Bがあったことを思いだし、
同時にすっかり忘れていた350Bの購入経緯まで思い出した。

350BはWEが1940年に開発したビーム管で放送局のモニターアンプWE124Aの球として使われ、
6L6をベースにした改良管だと言われている。が、定かでない。
6L6に比べて消費電力が大きく、約2倍のヒーターを持っている。(続く)

ウエスタン350B真空管

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Argerich

Martha Argerich  Lugano2011
スイスのルガーノ湖畔で開催されるフェスティバルは、マルタ・アルゲリッチが中心となり、若手演奏家と古典から現代音楽まで幅広いレパートリーを探求するプロジェクトだ。
・ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調 ・ラヴェル:ラ・ヴァルス ・リスト:悲愴協奏曲
・モーツァルト:4手のためのピアノ・ソナタ K.497 ・ザレブスキ:ピアノ五重奏曲
・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番 ・シューマン:幻想小曲集

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Argerich

Martha Argerich  Lugano2007
アルゲリッチを中心に、彼女の親しい音楽仲間や新進アーティストが集合して毎年6月に開催されるスイス、ルガノでのフェスティヴァルのライヴ録音集。
今回の目玉は、アルゲリッチのソロ7作品
・シューマンの「子供の情景」 ・ベートーヴェンの「幽霊」3重奏曲
・モーツァルトの「自動オルガンのための幻想曲」

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Argerich

Martha Argerich  Lugano2009
若手のソリストたちが、アルゲリッチを始め世界的に有名なアーティストと組んで、クラシックおよび現代音楽の幅広いレパートリーを探求するというプロジェクト。

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Argerich

Martha Argerich  Lugano2008
若手のソリストたちが、アルゲリッチを始め世界的に有名なアーティストと組んで、クラシックおよび現代音楽の幅広いレパートリーを探求するというプロジェクト。

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勝手な呟き  音楽と共に

音楽の楽しみも年齢と共に範囲が狭くなってきた。
範囲が狭いと云う事も可笑しいが、詰まり、聴く音楽のジャンルが決まった物になる傾向がある。
他の人は知らぬが、私はそうである。
元々新譜を意識すると云うタイプの音楽好きではないので、今時そんなものを聞いているの。と云った塩梅で随分と古い物でも楽しんで聞いている。
録音についてもモノラル、ステレオ等どちらでもよい。勿論、録音は奇麗に録れているに越したことはない。
そんな訳で此処に記されているものは自身の勝手な呟きに過ぎない。